綿貫 芳子『オリオリスープ(1)』

Note

さてこれからカフェでゆっくりしようか、と思って西荻窪駅を下車。
時間つぶしに読む本を探そうと本屋に入った時に、新刊の棚に平積みされていた綺麗な色の表紙が目に入りました。
それがこの本との出会いです。

綿貫 芳子『オリオリスープ(1)』

ジャケ買いじゃけんのう。

ダジャレです。

アニメとか漫画は大好きですが、私は絵柄で差別するタイプだと思います。
ぱっと見で、かわいいキャラクターだなぁと思ったのが購入する決め手になりました。

実際に読んでみると、主人公の表情がコロコロとよく変わって楽しい雰囲気です。
絵柄が濃いので、そこは好き嫌いがあるのかなと思いましたが、私には好きな感じです。

内容は帯にもありますが、「四季折々のスープ物語」と言う事で、主人公の日常と生活の中で出会ったスープの話になります。
スープも作るところから丁寧に描かれていて、読みながらたまらず唾液があふれ出ます。
あぁ、美味しいスープって幸せですよね。

私の好きなスープといえば、スープストックトーキョーのオマール海老のビスクかなー。
週1回くらい職場の近くのスープストックトーキョーに行くのですが、中でもお店の看板とも言えるこのスープを飲むとエネルギーが溢れてくる気がするので、よく注文するんです。

あとは、そう、母が作ったお味噌汁とか。
私の母はもう亡くなってしまったのですが、味噌汁の作り方だけは横で観察して覚えていたので、よく真似をして作ります。
昆布とカツオブシで採る合わせ出汁。これって、日本人にとって幸せの味なんじゃないかなって思います。

とかとか。
いろんな事を考えながら、読んだ1冊でした。

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