今日は七夕です。小学生の頃は笹に願い事を書いた短冊を吊るしたりもしましたが、何を書いたかは既に覚えていません。今書くとしたらどうでしょうか。いい縁に恵まれますようにとでも書きましょうか。
自宅からそう遠くない所に足利織姫神社という神社があるようです。織師の二柱を祀っている神社だそうで、七夕とも繋がりがありそうです。
1200年余の機場としての歴史をもつ足利。この足利に機織の神社がないことに気づき、宝永2年(1705年)足利藩主であった戸田忠利が、伊勢神宮の直轄であり天照大神(あまてらすおおみかみ)の絹の衣を織っていたという神服織機神社(かんはとりはたどのじんじゃ)の織師、天御鉾命(あめのみほこのみこと)と織女、天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)の二柱を現在の足利市通4丁目にある八雲神社へ合祀。その後、明治12年(1879年)機神山(はたがみやま)(現在の織姫山)の中腹に織姫神社を遷宮した。
https://www.orihimejinjya.com/entry15.html
この神社のホームページに掲載されている七夕の言い伝えは、よく聞く教訓めいた七夕伝説とちょっと書き口が違って好きです。
いつか近いうちにツーリングの途中に立ち寄りたいと思っている場所の一つです。
今日は、午前中は会社の求人広告用の写真撮影など。午後は問い合わせ対応などをしていました。お昼にJDRさんから電話でオーボエの調整の予約日時を決めたり。
業務終了後は一駅前で下車してダイエットのためにウォーキングをしました。汗だくです。
午後の仕事中、Twitterの通知に気づいてちょっと覗いてみたら、ちぃさんが私のオーボエを擬人化したイラストを投稿してくれていました。
かわいい。
予告ない身近な物をテーマにした投稿を見て、興奮して涎が垂れました。この身体反応はなんだったのか未だよくわかりません。犬かな?
素敵なイラストを見る事ができてとても嬉しかったです。印刷してネームプレートに入れておこうかなと思います。
私は名前を覚えるのが苦手なのですが、これは苦手と表現するだけで済ませていいのかなとよく思い返して、原因は何か考えます。
うろうろと頭の中で考えを巡らせた結論としては、おおよそ言語能力や中長期の記憶能力に問題を抱えているのではないかという所に行き着きます。能力と言い切ると諦めるか鍛えるかという考えに向かうしか無いので、別で何か名前の扱い方に癖が無いかと考えますが、ひょっとすると名前という文字記号あるいは音の響きに対する価値が少ないように頭を働かせているのかもしれません。価値が低いので処理が後回しになってしまい、処理されないまま記憶に強く定着されず流れていってしまうのですね。対面で話した人の顔などの視覚情報は何もしなくても覚えているので、聴覚より視覚の方が価値が高いのかもしれません。
実は・・の話なのですが、私の相棒たる新品のオーボエ、今日まで名前を覚えられていなかったのです。「リグータ」の「リーク」です。ちょっと日本語離れした響きですし、馴染みのなかったメーカーです。とはいえ、自分の愛機のメーカーを覚えていないとは、さすがに老化を疑わざるを得ない状況でした。
ところが、ちぃさんのイラストを見て「フランス生まれのリグータちゃん」の文字を見た瞬間、スコーンと記憶に定着した感覚を得ました。
驚きとか、嬉しさ、涎を垂らすほどの興奮状態が、記憶の価値を高めたのでしょう。もう忘れる事はありません。
新品のオーボエは“慣らし運転”が必要で、数ヶ月は音がずれたりしますし、長時間負荷をかけると管体が割れてしまったりするので長時間吹か内容にし、ゆっくりと育てなくてはいけません。
そういった事もあり、まだ楽器と仲良くなれていなかったのですが、ちぃさんのイラストから新しいイメージを貰って、ようやく相棒に恋をする事ができた気がします。
コメント